【レース回顧】日本ダービー2019

1年の節目となるダービーが終わりました。ちょうど1年前から始まった新馬戦からしのぎを削ってきた18頭だけがゲートインできた特別な舞台です。2019年の栄冠を手にしたのはロジャーバローズでした。

ロジャーバローズが優勝

ロジャーバローズは京都新聞杯2着からの参戦ということもあり、12番人気の低評価でした。しかしながらレースぶりは先行して抜け出して、後続の追撃を振り切るという立派なもの。単勝は9310円という高配当でしたが、フロックとは言えないでしょう。むしろ、いかなるダービー馬にもフロックというものはありえません。

前走でこの馬の持続力という長所を見抜き、それを実行した浜中の手腕も光りました。かつてのリーディングジョッキーですが、ここ数年はハッキリ不振と言っていい成績でした。落馬や怪我でリズムも悪かったようですが、この1勝はかなり大きいでしょう。これからは「ダービージョッキー浜中」として生きていかなくてはいけませんから、ホースマンとして憧れられるような存在になってほしいと思います。

浜中の師匠である坂口元調教師は、テレビ収録の会場で涙を流して喜びました。ビジネス色が強くなりつつある最近の競馬シーンの中では、ひときわ目立つ感動的な光景となりました。

凱旋門賞に登録があるロジャーバローズ。もともとは同じ角居厩舎のサートゥルナーリアの帯同馬的なものかと思われましたが、ロジャーバローズのみの遠征となる可能性が大きくなりました。日高出身のダービー馬として、日の丸を背負って頑張ってほしいですね。

大本命サートゥルナーリア

1番人気に推されたサートゥルナーリアは4着に敗れました。ルメールの乗り替わりから暗雲が立ち込めはじめ、本番のゲート裏では落ち着きを欠いていたように、リズムに乗れないままゴールを迎えてしまいました。絶対的な能力はかなりのものがあるのは周知の通りだけに、悔しい敗戦となりました。

この敗戦を受けて、サートゥルナーリアは凱旋門賞遠征を断念するという報道がありました。次走はどこになるかわかりませんが、秋の天皇賞あたりでアーモンドアイとぶつかったりしないかなと楽しみにしています。でも両方とも主戦はルメールなんですよね。

今回のダービーがルメール騎乗だったらどうなっていたのか。レーンは上手いとはいえ、まだ若いです。普通に乗ってきて、普通に負けてしまいました。馬場やペースを考慮して、レイデオロの時のようなことはできなかったと思います。

ヴェロックスは楽しみ

僕の本命はヴェロックスでした。ダービーは、乗り替わりでは勝って欲しくないとうこともありましたし、デビュー戦で惚れた馬の1頭だったから。今回は打倒サートゥルナーリアという、皐月賞の雪辱を果たす命題がありました。そのミッションは完璧に遂行したヴェロックスと川田でしたが、前に2頭いました。これが競馬ですね。

この馬は好きなので、今後も追いかけていくことになりそうです。サートゥルナーリアとのライバル関係は続くのでしょうか。

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